7月24日に第2話が放送された『健康で文化的な最低限度の生活』。
今回は母子家庭の日下部家のお話を中心に展開していきます。
生活保護を受けていた日下部家の長男・欣也君が内緒でアルバイトをしてしまったことで収入報告がされておらずに不正受給となり、不正に受け取った分の保護費を全額徴収しなければならないという日下部家にとっても、新人のえみるちゃんにとっても辛い内容の第2話。
バラバラになってしまった日下部家がどうなってしまうのか、えみるちゃんはどのようにこの家族を支援するのか続きが気になりますね。
今回はそんな気になる第3話のあらすじや第2話の感想をご紹介していきます。
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ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』第3話のあらすじは?
https://twitter.com/kbss_ktv/status/1022075100491726854
えみる(吉岡里帆)が担当する日下部家で、生活保護費の不正受給が発覚。
高校生の欣也(吉村界人)が、母・聡美(江口のりこ)に何も言わずにアルバイトをしていたのだ。
生活保護受給世帯では、役所に申請せずに稼いだバイト代は不正受給となり、全額徴収が鉄則。
何とかしたいと思ったえみるは、生活保護法65条を適用すれば、返還額の一部が免除されるかもしれないと口にする。
しかし結局、その考えはえみるの早とちりで、ぬか喜びさせられた聡美は再び失意の底へ。
さらに、欣也が今もアルバイトを続けていることが分かり、徴収額は60万円にも膨れ上がってしまっていた。
聡美は、欣也がギターやCDに大金をつぎこんだことに怒り心頭。
純粋に音楽の夢をもち、母を気遣ってバイトしていた欣也も徴収に納得がいかないと激しく怒り、ギターをたたき壊す。
日下部家は崩壊の危機を迎えてしまう。
数日後、話を聞いた京極(田中圭)が、欣也のために使わなくなった古いギターを持ってくる。
えみるはいつも厳しい上司の思わぬ優しさに感激。
京極からは、それとこれとは話が別だと、改めて全額徴収を命じられるが、えみるにはこのギターが日下部家の問題に向き合う突破口にならないかと考える。
欣也は、ギターを叩き壊した日以来、家に帰っていなかった。
半田(井浦新)から、まずは欣也との信頼関係を築くことが先決だと言われたえみるは、早速、ギター片手に日下部家に訪ねるが、聡美は「音楽とかやってる場合じゃない」と厳しい口調になり、話し合いは険悪なムードに。
その晩、落ち込む同期を励まそうとした七条(山田祐貴)に誘われ、栗橋(川栄李奈)らと食事をしたえみるは、帰り道、欣也が路上ライブをしていたことを思い出して駅へと向かうが、欣也の姿は見当たらない。
そのころ、欣也の妹のリナ(瑞城さくら)は、聡美と再び言い争いになり、家を飛び出した兄を探していた。
そして、欣也がかつての不良仲間のバイクに乗っているところを目撃してしまう。
不正受給発覚をきっかけに複雑化した日下部家の問題に、どう対応したらいいのか…。
思い悩むえみるのもとに、リナが訪ねてくる。
リナは「ごめんなさい…」とお金を差し出し、これまで隠していた苦しい気持ちを打ち明けて……。
出典:公式サイト
欣也君のアルバイトがきっかけで不正受給が発覚した日下部家の関係は悪化してしまいました。
えみるちゃんのとった思わせぶりな対応もあり余計に悪化してしまった感じもありましたね。
ドラマの中のセリフでもありましたが、ケースワーカーのお仕事で複雑な立ち位置ですよね。
生活保護受給者の味方であるはずなのに時として、制度の中で厳しく対応しなければいけない。
それは保護費が国民の税金から出ているからで、だからこそ規則を破れば厳しく取り締まらなければいけないんですよね。
それぞれの事情がありますが、それとこれとは別。
こういうリアリティのあるの描写を入れてくるところがこのドラマの真摯で良いところだなと思います。
半田さんや同僚の力も借りてえみるちゃんが日下部家の問題をどう解決するのか、第3話のみどころですね。
新人だから、えみるちゃんだからこそ出来る真っ直ぐな支援を期待しています。
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ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』の第3話の予告動画は?
https://www.youtube.com/watch?v=fGh7Os6jhX4
第3話の予告動画では、バラバラになってしまった日下部家の様子が描かれていますがこの数秒の描写だけでも辛いですね。
どうにか出来ないものかと思ってしまうのですが、京極さんのセリフに「利用者の感情に巻き込まれるな」とある通りに規則を破ったことに対してはそれなりの対応をしなければいけないということなんでしょう。
個人的にグッときたのは阿久沢さんと欣也くんがお話をしているシーン。
生活保護で借金の終われ希望のない人生を送っていた彼が欣也くんに何を語るのか、個人的にとても気になるところです。
ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』の第2話の口コミ評判は?評価は?期待の声は?
「健康で文化的な最低限度の生活」の制作会社の方から取材依頼を頂き、ソーシャルワーカー像をリアルに描くための取材を受けました。何でも『知りたい!ソーシャルワーカーの仕事』を読んで連絡してきて下さったとのこと。その理由が嬉しく、また原作が大好きな作品だけにすごく光栄なお仕事でした。
— Daisei KINOSHITA (@daiseikinoshita) July 22, 2018
ドラマ版「健康で文化的な最低限度の生活」第2話を見た。不正受給が「国を騙して、美味しいものを食べている」というようなものでなく、高校生の「給料未申告」というのは良いと思う。不正受給の数値が全体の3パーセントと言ってくれたのも良かった #健康で文化的な最低限度の生活
— 小林エリコ/Eriko Kobayashi 「家族、捨ててもいいですか?」発売中 (@sbsnbun) July 24, 2018
https://twitter.com/Oyakou_yy/status/1022808003295162370
健康で文化的な最低限度の生活 2話感想。貧乏で馬鹿な奴は夢見るなってことかよ、って言葉沁みました。昔、先輩がこの社会は頭のいい者が得をし、頭の悪い者から損をする様に出来ていると言っていたのを思い出す。無知は罪なのだ。申請しないから悪い。腐っているのは無知な馬鹿かルールを作る有識者か
— しそーかおでん (@jinro_matty) July 24, 2018
https://twitter.com/I1HVw6k0yDkQJ1T/status/1021984572161044482
https://twitter.com/asaki_sen_/status/1021742791267778560
原作もだいぶ取材をして丁寧に描かれていましたが、ドラマ制作においても現場に取材を行い生活保護、ケースワーカーについて真摯に描こうとされているようです。
ここまでリアルティのある内容のお話を作れるのはスタッフさん熱い思いがあってこそですね。
そして、生活保護・福祉について良く知らなかったという人もこのドラマがきっかけで興味をもってくれた人もいるようです。
ニュースで取り上げられる不正受給の様子とは違った角度でこの問題を取り上げている点は新鮮でしたし、生活保護を受けている人が誰しも悪い考えをもって保護申請をしているわけではないというところを描いてくれているのが良いですね。
第3話でえみるちゃんが日下部家の問題をどう解決するのかとても気になるところです。
『健康で文化的な最低限度の生活』第3話のまとめ
ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』の第3話のあらすじと第2話の評判についてご紹介してきました。
いかがだったでしょうか。
生活保護不正受給という問題を高校生のアルバイト代未申告という面白い角度から取り上げた第2話。
バラバラになってしまった日下部家に対してえみるちゃんはどうアプローチをかけるのか、次回の展開が楽しみです。
阿久沢さんと欣也くんの会話シーンもどういう展開で入るのかも気になるところです。
第3話は7月31日に放送になります。
日下部家がどういう結末を迎えるのか見届けたいですね。
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