小林麻央さんの乳がんからの「奇跡の復活」を望まれている人は大変多いかとおもいます。
わたしも小林麻央さんの奇跡の復活と回復を望んでいる人々の1人として、今回、書いています。
絶対に回復してほしいです!と望んでいる人は本当に多いと思います。
乳がんの末期がんと辛い闘病生活を送られながらも、ブログ「kokoro」(こころ)では元気に振る舞われている小林麻央さん。
そんな小林麻央さんの末期の乳がんからの奇跡の回復の可能性について、現状を今日は特に医療の観点から調べてみました。
もしよろしければご覧ください
目次
現在の小林麻央のブログ「kokoro」(こころ)での様子は?
さて、最近の小林麻央さんの現状は、いかがなのでしょうか。
21日のブログでは入院先のお店に入っているガトーショコラのブログを書かれていました。
タイトル:ガトーショコラと過去の自分
2017-01-21 16:04:33
一番辛かったFECという抗がん剤を
投与していた時、院内のお店で焼かれた
身体に優しいレシピのガトーショコラを
よく頂いていました。
今回、体調不良になって、
知人が、そのガトーショコラを
送ってくれました
辛いとき食べて乗り越えた『ガトーショコラ』なので、 すごく元気づけられました。
あの時の私は、
今の私を『奇跡』に思うかもしれないけれど、
今の私は『今を当たり前』に生きています。
これは感謝がないのではなく、着実な進展です!
ガトーショコラと、過去の自分に、
勇気づけられた今日でした。
感謝
出典:小林麻央 公式オフィシャルブログ「kokoro」
昨年の抗がん剤の投与時期では考えられなかった今を「生きている」ことに、『奇跡』ではなく、『当たり前』」という心の状態に変化していますね。
『心の状態』がとても前を向いて、成長を遂げている様子が伝わってきます。
乳がんの末期がん(ステージ4)とはどんな状態を指しているのか?
さて、小林麻央さんは、そうはいっても乳がんの『末期がん』と常に向き合っています。
乳がんの末期がんとはどのような状態なのでしょうか。
もう助からないがんのイメージがあるかと思いますが、果たしてそうなのでしょうか。
調べてみました。
乳がんの末期がん(ステージ4)の定義とは?

乳がんの末期がんの定義ですが、一般的にはステージ4の段階を指します。
乳がんのステージ4とは、定義としては、「乳房以外の別の臓器にがんが転移している」段階を指します。
主に骨、肺、肝臓、脳などが転移しやすい臓器となります。
ここで少し「転移」の言葉の意味をご紹介します。
「転移」とは、どういった意味なのでしょうか?
転移とは「がん細胞の原発病変とは違う場所に到達し、そこで再び増殖し、同一種類の腫瘍を二次的に生じること。」という意味になります。
がん細胞が、血液やリンパの流れに乗ってしまい、乳房以外の「別の臓器」に発生しているということになります。
乳がんの末期がん(ステージ4)の生存率は?
それでは、他の臓器に転移してしまった乳がんのステージ4での生存率はどれくらいなのでしょうか。

出典:全国がん(成人病)センター協議会による、乳がん臨床病期別5年生存率
乳癌ガイドライン2015年版によりますと、ステージ4の5年生存率は32.7%だそうです。
3人のうち1人は5年間以上、生きて生活を送られています。
3人のうち2人は5年以内にお亡くなりになられています。
小林麻央さんのことを考えれば、深刻な状況であることは変わりないですね。
ただ、末期がんというステージということで、ほぼ助からないと余命ももうすぐだとイメージされている人も多いかもしれません。
ステージ4の末期がんでも3人のうち1人は5年以上生きていられるのが、現在の日本の医療技術ということになります。
末期の乳がんの10年生存率と20年生存率は?
乳がん診療ガイドラインによると、10年以上、20年以上の生存率ということになると確率は、年数を追うごとに下がりますが、末期の乳がんになっても20年以上、生きていられる人も実際にいます。
その割合はとてもとても小さい(数%)ですが、小林麻央さんが生きていられる可能性は決してないわけではありません(>_<)
また上記のデータは2005年に集計された5年生存率です。
データ集計された当時から10年経った今の方が、「医療技術の進歩」や「がんの新薬の登場」により、生存率は「上がっている」との見方もあるとのことです。
乳がんの末期がんの身体の変化?
小林麻央さんの乳がんは、9月20日のブログの時点で、肺や骨に転移していることを書かれています。
乳がんの末期がんとはどのような状態なのでしょうか。
骨や肺に転移するとどのような状態になるのでしょうか。
乳がんが骨に転移したとき

乳がんの骨への転移は、はじめは「無症状」のことが多いです。
しかし、やがて肩や腰、背中の骨に痛みを感じるようになるのが特徴となります。
骨転移による痛みは、痛みのある部分を叩いてみると「痛みが増す」のが特徴です。
膝や腰など荷重のかかる部位に転移している場合は、痛みに加えて「病的な骨折のリスク」が高まってきます。
また脊椎への転移が進むと、人によっては「下半身マヒ」を起こすこともあります。
治療法としては、抗がん剤や放射線治療を中心として、痛みに応じて鎮痛剤が投与されます。
乳がんが肺に転移したとき

肺への転移では、病状が進むにつれて「息苦しく」なります。
1日中続くほどの「頑固な咳」が出やすくなります。
特に肺の胸膜の近くに転移している場合、胸水(肺に水が溜まる)がたまり、走ったり階段を上ったりした時に息切れを起こします。
治療法としてはホルモン療法や抗がん剤治療のほか、症状に応じて咳止めの服用や酸素療法が行われます。
乳がんが肝臓に転移したとき

肝臓は、特に症状が出にくいといわれ、病巣が大きくなってはじめは「お腹が張る感じ」や、「痛み、みぞおちの圧迫感や黄疸」などが出てきます。
また食欲が落ちたり、腹水がたまって腹部が膨らんでくることもあります。
血液の要所となっている肝臓は、がんが転移しやすい臓器となります。
特に乳がんの場合、他の部位にあちこち転移した後で肝臓に来ることが多いです。
そのため「肝臓の転移のみ」というケースは少ないとされています。
治療法としては、ホルモン療法や抗がん剤治療が一般的にされます。
乳がんが脳に転移したとき

乳がんが脳に転移すると、激しい吐き気や、頭痛、めまい、ふらつきなどが比較的はじめに現れます。
さらに進行すると、けいれんや、手足の運動機能低下などにつながります。
また味覚が変化したり、舌のろれつがまわらなくなるケースも見られます。
脳もがんがよく転移しやすい場所です。
乳がんが他の部位に転移すると、かなり辛い症状が起きることが予想されます。
乳がんは骨、肺、肝臓、脳などに転移しやすいと言われています。
治療法としては、放射線や抗がん剤、ホルモン療法などが中心となります。
また痛みのある場合は鎮痛薬が用いられます。
転移する体の部位によっては、かなり辛い状態になることがわかります。
まとめ
小林麻央さんも現在も乳がんと闘い続けています。
現在、小林麻央さんの肺や骨への転移した乳がんの治療に専念されています。
末期の乳がんが転移しやすい部位は、「骨、肺、肝臓、脳」であり、さまざまな「辛い症状やリスク」が起きてしまいます。
それらを治療するために、最新の医療で抗がん剤治療や、ホルモン治療、放射線治療、がんの痛みの治療などが行われている状況となります。
また乳がんの末期であるステージ4の5年生存率は32.7%であり、「ステージ4の末期がんであっても「20年以上生きられた人は、ほんの少数ですが存在している」ことが、調べてわかりました。
これは、ごく限られたケースかとおもいますが、わたしは小林麻央さんにこのような奇跡が起こることを、ずっとこれから願っています。
小林麻央さんを応援している人々にとって、少しでも永く生きて、家族との幸せな生活を送り続けて欲しいとおもっている人はとても多いと思います。
小林麻央さん、わたしたちはずっと応援し続けています!!!これからも何年も、ずっと応援しています!!!
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